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太陽電池モジュール(480W) LONGi社製の取り扱いを開始

太陽電池モジュール(480W) LONGi社製

2025年4月10日、東京発 – 株式会社SIソーラー(本社:東京都)は、LONGi Solar Technology社製の最新技術の結晶を採用した次世代ソーラーパネル「LR7-54HVB-480M」の提供を開始いたしました。
画期的な構造改良により長期信頼性、発電効率、安定性が向上しました。更にそれにより、優れたリニア出力保証を実現いたしました。

株式会社SIソーラー、太陽電池モジュール「LR7-54HVB-480M」の取り扱いを開始

1.最新技術「N型バックコンタクト技術」による発電効率の向上

N型バックコンタクト技術は、最先端のソーラーパネル構造です。本製品では、N型シリコンの採用に加え、セルの電極をすべて裏面にシート状で配置することで、発電量の大幅な向上を実現しています。
従来の太陽光パネルでは、セル表面に金属電極(バスバーやフィンガー)が配置されており、それらが太陽光を遮ってしまうため、十分な発電量を得ることができませんでした。 本技術では、電極を裏面にシート状で配置することで、太陽光を遮る配線がなくなり、受光面全体で効率的に発電できるようになります。
さらに、N型と呼ばれるシリコンの採用により、従来のP型シリコンを用いたパネルに比べて、高温環境下でも発電効率の低下が抑えられます。
これにより、環境変化に左右されにくく、年間を通じて安定した高い発電量を確保することが可能となります。

2.長期的な信頼性

BC技術の裏面配線設計、TaiRayウェハの不純物低減と機械的強度向上、高性能封止剤の採用により、製品の耐久性が強化されています。

3.優れたリニア出力保証と製品の長期保証

長期的信頼性が実現されたことにより、リニア出力保証にも反映されています。
保証期間は片面発電タイプを含め30年間で、1年目は最大出力の99%を保証、2年目以降は年間0.35%の出力低下率となっています(LONGi社調べ)。
製品の保証期間も30年間の長期となります。

4.進化した発電性能

従来品では、ストリング(セルの直列接続単位)ごとにバイパス機能を搭載しており、影が掛かったセルがあると、そのセルだけでなくストリング全体で発電が停止するため、大きな発電ロスが生じていました。
バックコンタクトでは、セル単位のバイパス機能を採用。影の影響を受けたセルのみを対象にロスを抑えることができるため、ストリング全体への影響を最小限にとどめます。これにより、部分的な影の影響下でも安定した発電が可能となります。

まとめ

「LR7-54HVB-480M」は、効率的な構造改革と長期信頼性と保証性を実現するための革新的な太陽電池モジュールです。
株式会社SIソーラーは、この新製品を通じて、エネルギーの未来を再定義し、持続可能な社会への貢献を目指しています。


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